【2024年】初心者でも分かる格安SIMの始め方・乗り換え方法を5ステップで徹底解説します
「格安SIMに乗り換えたいけど、何をどうすればいいかが良く分からない…」という方もまだまだ多いはず。そんな方に向けた記事です。
本記事では格安SIMとは何かから始まり、格安SIMを始めるために必要なコト、実際に格安SIMの選び方・申し込み・初期設定について順序立ててまとめています。詳細な内容についてはリンクされた個別記事へアクセスしてください。
格安SIMに乗り換えることで大幅に節約できますよ。
格安SIMを始めることで、こんなに節約・便利になります。
- 1ヵ月で4,000円の節約 …浮いたお金で便利なサブスクに課金できる!
- 1年で48,000円の節約 …記念日にちょっとした贅沢を!
- 2年で96,000円の節約 …新機種が購入できるように!
- 5年で240,000円の節約 …たまには良いホテルに宿泊できる♪
- 10年で480,000円の節約 …老後のたくわえに!
格安SIMに乗り換えたい人に向けて、つまづきやすいポイントや享受できるメリットなどに焦点を絞って解説をしています。一つ一つ見ていけば格安SIMについての概要は完全理解することができるので、じっくりと読み進めていってください。
格安SIMについて良く知らずに申し込むと、下記のような困った事態になってしまいます。
格安SIMを知らなければ、、、
- 通信速度が遅く、自分の使い方に合わなくて超不便!
- 電話番号が変わってしまった…。
- 「安けりゃいいってもんじゃない!」とイライラモードに。
このような困ったことにならないように、格安SIMのメリット・デメリット、乗り換え手順を十分理解しておくことが重要です。
そもそも格安SIMって何なのかよくわかってないけど大丈夫かな…?
大丈夫です!
格安SIM歴7年、スマホ歴12年、現職がネットワークエンジニアの僕がかみ砕いて説明するので、一通り見てしまえば格安SIMを完全理解できますよ!
格安SIMへの乗り換えでやること(概要)
格安SIMへの乗り換えの全体の流れはざっくりと上記図の①~⑤です。(iPhoneでもAndroidでも基本は同じです。)
「転入元」は現在契約しているキャリアを示しており、「転入先」は契約したい格安SMキャリア(MVNO)を示しています。
- 転入元でMNP予約番号の発行申請
- 転入先手続き(申し込み)
- 開通手続き (開通すると転入元は自動解約)
- APN設定
- インターネット接続確認
MNP予約番号を入手することで、どの格安SIMに乗り換えるとしても電話番号を引き継いで利用することが可能です。
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から格安SIMへの乗り換えはもちろん、格安SIMから格安SIMへの乗り換えでも同じ要領でOKです。
これらを含めて、本記事では5ステップに分けて解説します。
好きなところから読み進めていきましょう!
【STEP1】格安SIMを知ろう
格安SIMとは?なぜ安いの?
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルと呼ばれる日本の4大キャリアをMNO(Mobile Network Operator)と呼び、それら以外のモバイル事業者のことをMVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼んでいます。
これらMNOとMVNOの明確な違いとしては、自社の通信回線設備を持っているかどうかです。
自社回線設備を持たず、大手キャリアから通信回線設備の一部を借りて事業をしているモバイル事業者をMVNOと呼んでいます。
そんなMVNOは、主に下記のような理由で低価格でサービスを提供できることから格安SIMと呼ばれています。
- 大手キャリアは回線設備の維持・メンテナンス・増強のコストが常にかかるが、格安SIMは回線のレンタル料だけで良いので安く済む。
(大手キャリアは通信回線設備が太いため通信速度が安定して速いが、格安SIMは借りてる分だけで細く速度が安定しない。) - 大手キャリアは契約やサポートで実店舗のテナント費や人件費が常にかかっているが、格安SIMはオンラインが主なので安く済む。
(格安SIMはサポートが対面形式ではなく電話・チャットが主なため、手厚いサポートは期待できない)
つまり、格安SIMは通信速度が遅い(不安定)、手厚いサポートが期待できないですが、安く利用できるという特徴があります。
どれくらい安くなるの?
統計によると、3大キャリアと格安SIMの月額料金はこれだけの差があります。
- 3大キャリアが平均月額が7,433円
- 格安SIMの平均月額が2,067円
平均値ですが、1ヵ月で約5,000円程度の節約に繋がります!
1年間で考えると6万円もの差額になるので、近年の増税・物価の上昇を踏まえると格安SIMに変える方が多いのも頷けますね。
より詳細な内容については下記で解説しているのでご覧ください。
【STEP2】格安SIMを選ぼう
STEP1で格安SIMについて知ることができました。
今では数十社が格安SIMサービスを提供しているため「自分に合った格安SIMはどれだろう?」「どれがおすすめなの?」と疑問が出てくるのも当然です。
格安SIM事業者はたくさんありますが、正直言っておすすめできるのは10社程度です。
格安SIMを選ぶ上で、最初に決めておくべきこと
格安SIMを知った後は、実際に契約すべき格安SIMを選んでいきましょう。
選ぶ前に、1つ先に決めておくべきことがあります。それはどのスマホ端末を使いたいかです。
スマホ端末を先に決めておくべき理由は、
- 格安SIM事業者(MVNO)によっては、取り扱っていない端末がある
- キャンペーンで激安価格で手に入るスマホ端末がある
ということがあるからです。
スマホ本体の価格をより抑えたい人は、キャンペーンで格安SIM事業者を選ぶことが多いです。
格安SIMを選ぶ上で重要なのはデータ量・月額料金・通信速度
「【STEP1】格安SIMを知ろう」でも解説したとおり、格安SIMは大手キャリアから回線を借りてサービスを行っているため、借りている回線の太さ、ユーザー数によって通信速度に違いが出てきています。
これらは住んでる地域によっても変わってくるので、参考程度になりますが通信速度の傾向は確認しておきましょう。
確認すべき観点
データ量(ギガ) /月額料金 | 同じデータ量でも月額料金が異なる。より安く使いたい場合は、同じ金額でもよりギガの多い格安SIMを選ぶ。 |
通信速度 | 格安SIM事業者によって回線の太さ、ユーザー数が違うため通信速度が異なる。 イメージとしては、回線の太さをユーザー数で分割するイメージ。 |
「データ量(ギガ)が多くて安いけど、通信速度が遅い」といった格安SIMもあるので、自分が料金・速度どちらを重視するかをあらかじめ考えておき、自分に合った格安SIMを選ぶことが大切です。
詳細は下記で解説しています。
【STEP3】格安SIMに申し込む準備をしよう
実際に格安SIMに乗り換える前に、揃えておく準備物があります。
特に、MNP予約番号は取得しなくても契約出来てしまうため気を付けましょう。
必要な準備物
- 本人確認書類
- クレジットカード
- SIMロック解除
- MNP予約番号
- 会員登録用のメールアドレス
- 会員登録用のパスワード
格安SIMの申込みのための準備物 | 説明 |
---|---|
本人確認書類 (いずれか1つ) | 運転免許証、個人番号(マイナンバー)カード、被保険者証(国民健康保険/健康保険)、在留カードなど。 使えるもの使えないものは、各社によって異なる場合があります。 |
クレジットカード (本人名義) | 月々の支払いになるので、ポイントの付くクレジットカードがおすすめです。 |
SIMロック解除 (必要な場合) | 今使っているスマホ端末を使う場合に必要になることがあります。 |
MNP予約番号 (申し込み前に取得) | 今使っている電話番号を引き継ぎたい方は、MNP予約番号の取得が必須です。 下記に注意です。 ・最大で15日間程度しか有効ではないこと ・即日発行されるわけではなく、数日かかることもある |
会員登録用のメールアドレス | キャリアメール以外にしましょう。 キャリアメールの場合、解約すると使えなくなるため無料で取得できるGmailやYahooメールがおすすめです。 |
会員登録用のパスワード | 支払い金額の確認は、格安SIM事業者のマイページにログインする必要があるのでパスワードを決める必要があります。 |
3大キャリアの契約に比べるとすっごく分かりやすいので安心してください。
自宅で出来るので印鑑とか身分証明書とか忘れ物の心配もありません。
MNP予約番号の取得は事前に済ましておこう
大手キャリアのMNP予約番号の取得方法については下記をご覧ください。
このMNP予約番号を取得して、新たな契約先の契約手続き時にMNP予約番号を入力することで、今使っている電話番号を引き継ぐことが可能になります。
さらに詳細を知りたい方は、詳細ページをご覧ください。
キャリア | Webサイトから取得 | 電話で取得 | ショップで取得 | 詳細リンク |
---|---|---|---|---|
ドコモ | dアカウント(24h受付) ログインはこちら | スマートフォン:151 一般電話:0120-800-000 | ドコモショップ | 詳細ページ |
au | My au(24h受付) ログインはこちら | スマートフォン/一般電話:0077-75470 | auショップ | 詳細ページ |
ソフトバンク | My SoftBank (24h受付) ログインはこちら | スマートフォン:*5533 一般電話:0800-100-5533 | ソフトバンクショップ | 詳細ページ |
注意点は下記2点です。
- 最大で15日間程度しか有効ではないこと
- 即日発行されるわけではなく、数日かかることもある
詳細は下記から。
【STEP4】格安SIMに申し込もう
事前の準備物が揃ったら、実際に格安SIMに申し込みましょう。
申し込む流れは以下のとおりです。
申し込みフロー
準備物が揃っている場合はそれほど苦労するポイントはないのと、格安SIM事業者の契約フローは親切に作られているので、落ち着いて申込手続きを進めていきましょう。
詳細は下記からお願いします↓
【STEP5】格安SIMが届いたら端末に挿入して初期設定をしよう
新しい機種、新しいSIMカードが到着したら早速使いたいですよね。
ですが、少し設定・手続きをしてあげないとまだ利用することはできません。
本体、SIMカードが手元に届いてからの手順について解説します。
連絡手段であるLINEは最重要です。トーク履歴なども引き継げるので、できれば引き継いでおきたいところです。
スマホのSIMトレイにSIMカードをセットします。
※新しい端末の場合は、Wi-Fiに接続するとアプリのインストールが行われます。
開通してもモバイルデータが有効にならず、スマホ本体側に開通手続きが必要です。
SIMカードが自宅に到着してもまだ有効になっていません。自身で開通手続きをする必要があります。
※この開通手続きを行うと、元々契約していた転入元の事業者側は解約になります。
ちゃんとモバイルデータ通信が使えるか確認しておきましょう。
ちゃんとモバイルデータ通信が使えると、開通手続きやAPN設定が正しいと判断できるため、Wi-Fiを切ってモバイルデータ通信を確実に確認しておきましょう。
よく確認をせずWi-Fi接続外に移動したら通信できなかったという方がいるので注意しましょう。
詳細は下記からご覧ください。
本記事のまとめ
本記事では、格安SIMの始め方について概要レベルで解説してきました。
詳細は各個別ページをご覧くださいね。
以上、「【2023年】格安SIMの始め方・乗り換え方を5ステップで徹底解説」でした!