子供のスマホを格安SIMで通話のみにする方法【擬似キッズ携帯】
「子供に通話用でスマホを与えたいんだけど、安く持てるのはどれかな?」
「格安SIMでほぼ通話だけで使いたい」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
格安SIM事業者は今では30社以上もあり乱立している時代です。どこのプランが安くてどこが良いのか全然分からない…という方がほとんどなのが現状です。
そんな悩みを持つ方のために、通話のみの用途におすすめの格安SIMを紹介します。
通話のみとしてスマホを持たせるなら格安SIMが最適な理由
下記の理由により、格安SIMが最適です。
- データ量が少量のプランがある
- 通話品質は大手キャリアと変わらない
データ量が少量のプランがある
まず、通話用としてスマホを持たせるとしても、基本的にスマホの料金プランにはデータ量が必ず付与されてしまうのでデータ通信ができない契約というのは存在しません。
しかし、例えば、最も小容量のデータ通信量のプランを契約しすぐに速度制限がかかれば、実質的にはデータ通信ができない契約と考えることもできます。
そのため、少ないデータ容量のプランのある格安SIMを使った契約方法を紹介します。
通話品質は大手キャリアと変わらない
データ通信に関しては大手キャリアの方が通信速度が速いと言われていますが、通話の品質は実は大手キャリアと格安SIMでは全く変わりません。
データ通信の場合は、様々なユーザーと通信回線を共有しているので、回線の混雑具合がリアルタイムで変わることがありますが、通話時は、自分と相手とで専用の通話回線を張ります。
そのため専用回線で誰にも邪魔をされずに通話をすることが可能なので通信品質が担保されます。
つまり、通話をメインの用途をするなら格安SIMで十分なのです。
子供のスマホを通話用にする格安SIMの比較
下記に通話ができる格安SIMの契約パターンを紹介します。
通話は通信速度を必要としないので格安SIMであろうとドコモ、au、ソフトバンクであろうと通話品質は変わりません。
比較 | mineo 10分かけ放題 | mineo 完全かけ放題 | 日本通信SIM 70分かけ放題 | 日本通信SIM 完全かけ放題 | NUROモバイル | OCNモバイルONE | HISモバイル | HISモバイル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
データ量 (月額料金) | マイそくスーパーライト (無制限だが速度が32Kbps) 250円 | マイそくスーパーライト (無制限だが速度が32Kbps) 250円 | 合理的シンプル290:1GB 290円 | 合理的シンプル290:1GB 290円 | かけ放題プラン:1GB 1870円 | 500MBコース:0.5GB 550円 | 1GBコースで 100MB未満の場合 290円 | 1GBコースで 100MB未満の場合 290円 |
通話オプション (月額料金) | 10分かけ放題 550円 | 完全かけ放題 1210円 | 70分かけ放題 700円 | 完全かけ放題 1600円 | かけ放題プランに含む 0円 | 10分かけ放題 935円 | 5分かけ放題 500円 | 完全かけ放題 1480円 |
月額料金計 | 800円/月 | 1460円/月 | 990円/月 | 1890円/月 | 1,870円/月 | 1485円/月 | 790円/月 | 1770円/月 |
申し込み | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
「マイそく スーパーライト」だと最高通信速度が32Kbpsでデータ通信が何もできないため、最低限通信できるようにと考えるなら月額660円の「マイそく ライト(300Kbps)」もおすすめです。
その場合、
- 10分かけ放題付きで1,210円(マイそく ライト)
- 無制限かけ放題付きで月額1,870円(マイそく ライト)
となります。(申し込みはこちら)
管理人のおすすめする通話のみで利用する格安SIM
上記の中から特に通話用スマホとしておすすめできる格安SIMは、下記3つです。
- 【mineo】マイそく スーパーライト+かけ放題オプション[10分かけ放題]
- 【mineo】マイそく スーパーライト+かけ放題オプション[無制限かけ放題]
- 【日本通信SIM】合理的シンプル290プラン+かけ放題オプション[70分無料]
それぞれ紹介します。
【mineo】マイそく スーパーライト+かけ放題オプション[10分かけ放題]
①契約プラン マイそく スーパーライト | 250円 |
②契約通話オプション 10分かけ放題 | 550円 |
月額料金の合計(①+②) | 800円 |
もっともおすすめなのがmineoのこの組み合わせです。
マイそくスーパーライトは通信速度を制限する代わりにデータ量は無制限の料金プランなのですが、使い放題と言っても正直32Kbpsとかなり遅く、データ通信は全く使い物になりません。
しかし月額250円と非常に安いので、使い方次第では真価を発揮します。
そしてmineoでは10分かけ放題の通話オプションが月額550円と非常に安価なため、
250円+550円=800円で10分かけ放題専用のスマホが完成します。
もしデータ通信が使いたい時は、自宅のWi-Fiに繋げば利用可能です。LINEも使えますよ。
外出時にはデータ通信は使えませんが、別途データ使い放題オプションを付与すれば外出時に持たせることも可能です。
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【mineo】マイそく スーパーライト+かけ放題オプション[無制限かけ放題]
契約プラン マイそく スーパーライト | 250円 |
契約通話オプション 完全かけ放題 | 1210円 |
月額料金 | 1460円 |
上記の10分かけ放題が完全かけ放題になったバージョンです。
250円+1210円=1460円で完全かけ放題専用のスマホになります。
他の格安SIMなら1800円前後ですが、mineoだと1460円とはるかに安く抑えられるので、通話目的の方にはかなり人気の高い組み合わせです。
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【日本通信SIM】合理的シンプル290プラン+かけ放題オプション[70分無料]
契約プラン 合理的シンプル290(1GB) | 290円 |
契約通話オプション 70分無料 | 700円 |
月額料金 | 990円 |
上で解説したmineoでは、通話が1回10分か完全かけ放題かの2択を迫られることになりますが、
電話する回数は少ないけど、電話したら1回10分で終わらない…
という場合には日本通信SIMがおすすめです。
70分無料の通話オプションは少し珍しく、毎月の通話時間が70分までは無料で利用可能なオプションです。
1回10分で収まらないけど完全かけ放題にするのはもったいない、1ヶ月で合計70分あれば余裕という方にはベストな選択になります。
290円+700円=990円で利用可能なのですが、データ量が1GBついてしまうので、少しインターネットができてしまうのには注意が必要です。
通話のみのスマホのよくある質問
本記事のまとめ|通話中心ならmineoか日本通信SIM
本記事では、子供のスマホを格安SIMで通話用にする方法について紹介してきました。
2023年現在、通話をメインで利用したいなら下記の3つの組み合わせが最もオススメと言えるでしょう。
比較 | mineo 10分かけ放題 | mineo 完全かけ放題 | 日本通信SIM 70分かけ放題 |
---|---|---|---|
データ量 (月額料金) | マイそくスーパーライト (無制限だが速度が32Kbps) 250円 | マイそくスーパーライト (無制限だが速度が32Kbps) 250円 | 合理的シンプル290:1GB 290円 |
通話オプション (月額料金) | 10分かけ放題 550円 | 完全かけ放題 1210円 | 70分かけ放題 700円 |
月額料金計 | 800円/月 | 1460円/月 | 990円/月 |
申し込み | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
mineoはマイそく スーパーライトを使うことで基本料金を抑えることができ、また通話オプションも最も低価格に抑えられた格安SIMなので、通話用としてはかなり実用的な格安SIMです。
もし1回10分無料通話ではおさまらず、完全かけ放題ではもったいないという方は日本通信SIMの70分無料の通話オプションをおすすめします。
とはいえ、個人的にはLINEメッセージ、LINE通話がギガフリーで利用可能なLINEMOの方が使いやすいのかなと感じます。
お読みいただきありがとうございました。