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子供のキッズ携帯に楽天モバイルは絶対にやめとけと断言する6つの理由

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子供のキッズ携帯に楽天モバイルは絶対にやめとけと断言する6つの理由

著者:ネットワークエンジニア ぺんた

楽天モバイルってどれだけ使っても3,000円くらいで使えるんでしょ?Rakuten Linkで電話し放題だよね。子供に楽天モバイルってすごくメリット感じるよ。

と思っている方も多いのではないでしょうか。

現役で企業でネットワークエンジニアをしている僕が通信の観点をいくつか含めながら、子供に持たせるキッズ携帯に楽天モバイルは絶対にやめとけと断言する理由を5つ解説していきます。

子供が楽天モバイルを利用していると、連絡取りたい時に繋がらなかったり、スマホを際限なく使い続けたりと子供に悪影響を及ぼす可能性があるので、家庭で注意しておく必要があります。

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子供のキッズ携帯に楽天モバイルがおすすめできない6つの理由

子供のキッズ携帯に楽天モバイルがおすすめできない6つの理由

下記6つの理由から楽天モバイルを子供のスマホとして契約するのは正直おすすめできません。

楽天モバイルがキッズ携帯におすすめできない理由

  1. プラチナバンドを持っていない
  2. 通信品質が悪い
  3. 楽天エリア内でも圏外になりやすい
  4. 従量プランを採用し使った分だけ支払いが高くなる
  5. 容量別でみると特別安いわけではない
  6. 無制限で使いすぎる

以下で詳細を見ていきましょう。

1.プラチナバンドを持っていない

まずプラチナバンドの意味ですが「プラチナバンド=繋がりやすい電波」というイメージでOKでしょう。

楽天モバイルはMNO(Mobile Network Operator)と言って、自社でモバイル回線を持つ企業の1つです。

従来、自社回線を持つ企業は大手キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクです。これらは格安SIMと比べると通信速度も速いのが特徴です。

そして楽天モバイルもその大手キャリアの仲間入りとなりました。

しかし楽天モバイルだけは、プラチナバンドを持っていません。

そのため、大手キャリアの中で唯一繋がりにくいキャリアなのが楽天モバイルなのです。

他の格安SIM事業者は繋がりやすいの?

一般的に格安SIMはドコモ、au、ソフトバンクの回線および回線設備を利用している(借りている)ので、繋がりやすさは大手キャリアと変わらないです。

ですが、使える回線帯域が細いので通信速度は遅いです。

「繋がりやすさ」と「通信速度」は別々の指標なので区別して覚えましょう。

2.通信品質が悪い

楽天モバイルはプラチナバンドを持っていないため、繋がりにくく電波の受信レベルが下がりやすいです。

電波の受信レベルが下がると一般的に通信速度が落ちてしまいます。

通信速度が落ちてしまうと、動画の画質やビデオ通話のビデオ品質が落ちたり、LINE通話の品質が悪いといった事象が起きてしまいます。

大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)に比べると日常的に通信品質が落ちてるのが楽天モバイルの現状なので、動画鑑賞やビデオ通話時には向かないでしょう。

当然、利用環境によっては電波の受信レベルが低いままのため、インターネットも慢性的に遅いと感じる可能性があります。

(場所や地域によっては気にならない場合があります。)

3.楽天エリア内でも圏外になりやすい

楽天モバイルが使える電波の特徴の1つとして、電波の周波数が高いことが特徴です。

この特徴はあまり良いものではなくて、電波の周波数が高いと「繋がりにくい」特徴を持ちます。

逆にプラチナバンドは周波数が低く繋がりやすいので、プラチナバンドを持ってないのは楽天モバイルにとってはかなり致命的。

高い周波数の電波は、壁や窓などの障害物に回り込む力が弱く、大きく電波が弱まってしまいます。

そのため、屋内や建物の中央真ん中の方に位置している方は電波が弱くなり、最悪は圏外になります。

ゆえに楽天回線エリアの中でも圏外になるスポットが比較的多く、使い物にならない可能性があります。

なんで楽天エリアなのに繋がらないの~!?」と思っている方は「楽天回線エリアなのに楽天回線に接続されない理由と対処法」も参考にしてくださいね。

思わぬ場所で圏外になってしまい、子供と連絡が付かなくなってしまう・・・ということがあり得ます。

4.従量プランを採用し使った分だけ支払いが高くなる

楽天モバイル料金プラン

楽天モバイルはたった1プランだけど使えば高くなる従量制プランを採用しており、3GBまでは1,078円、20GB以下で2,178円、それ以上なら3,278円という料金プランです。

1プランなので煩わしさはありませんが、使えば使うほど増えていくので注意が必要です。

3,278円が安いか高いかはそれぞれの価値感の違いにもなりますが、僕個人的には高いかなと思います。

コスパで見ると安いのは確かですが「子供にどれだけスマホを使わせるつもりか」を考えると3,278円はもったいないでしょう。

5.容量別でみると特別安いわけではない

楽天モバイルのプランは3GB、20GB、無制限で区切られた従量制です。

そのため、3GB以内で利用する人、20GB以内で利用する人もいるのではないでしょうか?

3GBで税込1078円ですが、他の格安SIMに目を向けると990円等もあり、決して安いという訳ではありません。

20GBでも2,178円なので、探せばもっと安いところはあります。

3GBの比較

3GBの格安SIMの比較データ容量税込価格(月額)
LINEMO3GB990円
IIJmio5GB990円
povo3GB/30日990円
OCNモバイルONE3GB990円
NUROモバイル3GB792円
楽天モバイル3GB1,078円
他の格安SIMの3GB料金の一例

3GBで良いなら楽天モバイルは高いです。

IIJmioは4GBで990円とよりお得に使えるのがありがたいですね。特にIIJmioはMNP乗り換えで端末代が激安になるので新端末が欲しい方には人気です。

IIJmioの端末ラインナップは公式サイトから確認してみてくださいね!

なかでもLINEMOはLINEアプリを使用した通話、ビデオ通話、メッセージなどで消費するデータ量がカウントフリーのため、実質3GB以上が利用可能でコスパが高いです。

速度制限がかかってもLINEだけは通常速度で利用できるので、常に連絡手段を確保しておけます。

と、様々なところで3GBで990円が多いため、楽天モバイルが決して安くはないことが分かるかと思います。

当サイトでおすすめしているのは、1位LINEMOです!
子供向け格安SIMランキングはこちら

20GBの比較

20GBの格安SIMの比較データ容量税込価格(月額)
LINEMO20GB2,728円
IIJmio20GB2,000円
NUROモバイル20GB2,090円
HISモバイル20GB2,190円
mineo20GB2,178円
楽天モバイル~20GB2,178円
他の格安SIMの20GB料金の一例

20GBであれば楽天モバイルも割と安い部類に入るかもしれませんが、IIJmioは税込2,000円で利用可能、NUROモバイルのNEOプランLiteは2,090円で利用可能です。

楽天モバイルだと20GBを超えてしまうと、従量課金で3,278円となってしまうので、ギリギリ超えないように子供を制御しなければならないので、ちょっと面倒かもしれませんね。

それに比べてLINEMOは子供向けとして最も評判が良いです。

6.無制限で使いすぎる

楽天モバイルは、3,278円で無制限に使えるのが楽天モバイルのメリットではありますが、「子供のスマホ」ということを考えると、無制限で使えるというのはデメリットにもなり得ます。

あまりにも通信が使えすぎてしまうと動画、ゲームに歯止めが利かなくなる可能性があり、学業や家族との時間、睡眠時間に支障をきたすかもしれません。

ある一定のデータ容量で速度制限がかかる方が、子供の使いすぎを抑制できますしデータの使い方にも工夫が生まれると考えています。

将来的にデータ利用を工夫することが、節約にもつながります。

楽天モバイルがおすすめな人はどんな人?

楽天モバイルはプラチナバンドを持っておらず通信が繋がりにくい難点がありますが、無制限に使えるのが特徴でもあります。

そのため、以下のような人にはオススメでしょう。

  • 楽天モバイルが繋がりやすい地域に住んでる
  • 多少圏外になっても問題ない
  • 楽天市場で良く買い物する
  • 家にWi-Fiがなく、無制限使えることに価値がある
  • ギガが足りないと子供から言われるのが嫌だ
  • どれだけ使うかが分からないので1プランが良い

繋がりやすい地域に住んでいる方、家にWi-Fi等がなく無制限に使いたい方にはオススメと言えます。

ですが、緊急に連絡したい時に圏外になっていたり電波が弱くなっていたりするのは、モバイル端末として致命的と個人的には思います。

子どもと連絡したい時に限って圏外になってる」ということがあるので、それを許せる方であれば大いに活用できるでしょう。

個人的には楽天モバイルを子供のキッズ携帯として持たせるのはまだリスクが高いかなと思っています。(徐々に繋がりやすさは改善していくとは思いますが。)

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子供向けならやっぱりこの格安SIM!

やはり、個人的には子どもにはLINEMOの方が安心です。

親と子供の連絡用に作られたと言っても過言ではないくらいの魅力があります。

ちなみに「使い比べた結果LINEMOミニプランに決めた理由とその評判」に記載のように、子供でなくてもLINEを使うユーザー皆にLINEMOはおすすめできます。

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LINEMOの特徴内容
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格安SIMと同水準の3GBで990円格安SIMよりか通信が速いにもかかわらず、格安SIMと同水準の価格帯なので、選んでおけば間違いない。
LINEがギガフリー速度制限にかかってもLINEは通常速度で利用可能なので、LINE通話品質、ビデオ通話品質が落ちない
フィルタリングサービスも無料LINEMOでは有害サイトのフィルタリングサービスも無料で利用できる。
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そんな子供のスマホを990円で持つLINEMOの始め方については「LINEMOで子供のキッズスマホを月990円で始めてみよう」をご覧くださいね。

楽天モバイルとキッズ携帯についてよくある質問

もし親が楽天モバイルの場合でも子供に楽天モバイルはおすすめできない?

楽天モバイルはおすすめできません。

楽天モバイル特有の繋がりにくい点、無制限に通信できてしまう点が子供にはおすすめできない点です。

参考:親が楽天モバイルならキッズ携帯はどう選ぶべき?

楽天モバイルは子供は1年無料なの?

以前は契約者は1年無料キャンペーンを実施していましたが、2023年現在はありません。子供名義で契約しても1年無料になるようなことはありません。

そもそも楽天モバイルにキッズ携帯ってあるの?

楽天モバイルにキッズ携帯はありません。スマホになります。

キッズ携帯を販売しているのはドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアのみとなります。

▶各キャリアのキッズ携帯の機能・料金比較【ドコモ、au、ソフトバンク】

本記事のまとめ

本記事では、子供のキッズ携帯に楽天モバイルをおすすめしない理由についてご紹介してきました。

子供のキッズ携帯に楽天モバイルおすすめできない理由は以下6つです。

  1. プラチナバンドを持っていない
  2. 通信品質が悪い
  3. 楽天エリア内でも圏外になりやすい
  4. 従量プランを採用
  5. 容量別でみると特別安いわけではない
  6. 無制限で使いすぎる

要は、繋がりにくいのが最大の難点であり、子供との連絡を目的に楽天モバイルを選ぶのはあまり良い選択ではありません。

また、いくら安いと言っても使い方に気を付けなければ無制限に使えてしまい、学業への影響、睡眠不足などを引き起こしてしまう可能性もあります。

そのため、家庭でよりしっかりとルール作りをしなければならないなどの工夫が必要になってしまいます。

これらの理由から子供のキッズ携帯には楽天モバイルはおすすめできないので、契約しようと思っている方の参考になると嬉しいです。

本サイトでは、子供におすすめの格安SIMとしてLINEMOを推奨しています。

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