子供にキッズ携帯・スマホを持たせるのはいつから?統計から見た傾向
本記事では、モバイル社会研究所が発表している実際の統計データを基にしています。
キッズ携帯・スマホの所有開始年齢
2019年から2022年の4年間のキッズ携帯及びスマホの所有開始年齢についてです。
キッズ携帯の所有開始年齢
年 | 男子 | 女子 | 全体 |
---|---|---|---|
2019年(n=288) | 9.2歳 | 9.0歳 | 9.1歳 |
2020年(n=325) | 9.1歳 | 8.7歳 | 8.9歳 |
2021年(n=444) | 8.1歳 | 8.1歳 | 8.1歳 |
2022年(n=499) | 8歳 | 8.1歳 | 8.1歳(★) |
上記は平均値となりますが、2022年でのキッズ携帯の持ち始めの平均年齢は8.1歳(表中★印)となります。
続いて、年齢別の分布(キッズ携帯を持つ人が何歳で何人いるか)です。
所有開始年齢 | 割合 |
---|---|
5歳以下 | 4 |
6歳 | 16 |
7歳 | 26 |
8歳 | 18 |
9歳 | 14 |
10歳 | 12 |
11歳 | 6 |
12歳 | 2 |
13歳 | 3 |
14歳 | 0 |
15歳 | 0 |
平均値で見ると8.1歳であるものの、キッズ携帯を持たせる年齢で最も多いのは7歳(小学校1年生)でした。
次いで8歳、6歳、9歳が多いです。
これは、小学校入学前(6~7歳)に購入したり、小学校で1年2年経過(8~9歳)してから「やっぱりあった方が良いかな」という親の考えのもと、持たせる傾向があるかなと感じます。
スマートフォンの所有開始年齢
年 | 男子 | 女子 | 全体 |
---|---|---|---|
2019年(n=288) | 11.5 | 11.2 | 11.3 |
2020年(n=325) | 11.1 | 10.6 | 10.8 |
2021年(n=444) | 10.8 | 10.5 | 10.6 |
2022年(n=499) | 10.7 | 10.5 | 10.6★ |
上記は平均値ですが、2022年でのスマホの持ち始めの平均年齢は10.6歳(表中★印)となります。
続いて、年齢別の分布(スマホを持つ人が何歳で何人いるか)です。
所有開始年齢 | 割合 |
---|---|
5歳以下 | 2 |
6歳 | 4 |
7歳 | 7 |
8歳 | 5 |
9歳 | 7 |
10歳 | 14 |
11歳 | 18 |
12歳 | 30 |
13歳 | 9 |
14歳 | 4 |
15歳 | 0 |
12歳(小学校6年生)からスマートフォンを持たせるのが最も多いです。次いで11歳、10歳が多いです。
10~12歳の範囲でスマホを持たせる家庭が多いことから、低学年のうちにキッズ携帯を使っていて、小学校高学年(4~6年生)になるとスマホを持たせる家庭が多いのかなと予測できますね。
この傾向を見る限りですが、小学校高学年のうちにスマホを持たせる、あるいは小学校卒業または中学校入学前にスマホを購入する家庭が多いのかなと思います。
今後の所有率の傾向
キッズ携帯もスマホも、2019~2022年の4年の間で1歳程度の所有年齢が低下してきているので、今後もどんどん低年齢化していくものと思われます。
僕たちの感覚からするともしかしたら「スマホは高校生から」のような感覚を持っている親御さんが多いのかなと感じているのですが、既に令和の時代では、
- キッズ携帯は小学校入学時に購入
- スマートフォンは小学校高学年になったら購入
という感覚が2023年以降当たり前になっていくのかなと感じました。
当然、スマホの月額料金もどんどん下がってきて家庭の負担になりにくくなったのも、スマホ所有の低年齢化に影響してそうです。
今、学校ではGIGAスクール構想もあるので、情報端末の扱い方についても早めに慣れていく方が良いのかなと感じます。
小学生からスマホを持たせる理由は?
最も多いのは「緊急時の連絡」、次点で「いる場所の把握」です。
理由 | 男子(n=71) | 女子(n=87) | 全体(n=158) |
---|---|---|---|
緊急時の連絡 | 66 | 55 | 60 |
いる場所の把握 | 42 | 36 | 39 |
塾や習い事に通い始めた | 21 | 28 | 25 |
子どもが欲しい | 20 | 28 | 24 |
友だちが持ち始めた | 24 | 15 | 19 |
親の働き方が変わったから | 10 | 8 | 9 |
進学または進級 | 8 | 6 | 7 |
学校や部活、塾で必要 | 8 | 3 | 6 |
近年の物騒な世の中では、少し子供がいなくなると心配・不安になるでしょう。そんな不安を取り除くためにも子供に持たせる家庭が多いです。
スマホだとLINEが使えるので、「キッズ携帯よりも便利」という理由もあるのかなと個人的には感じます。
中学生からスマホを持たせる理由は?
理由 | 男子(n=66) | 女子(n=56) | 全体(n=122) |
---|---|---|---|
緊急時の連絡 | 44 | 50 | 47 |
子どもが欲しい | 45 | 43 | 44 |
進学または進級 | 42 | 38 | 40 |
友だちが持ち始めた | 35 | 43 | 39 |
いる場所の把握 | 24 | 27 | 25 |
学校や部活、塾で必要 | 20 | 18 | 19 |
塾や習い事に通い始めた | 9 | 18 | 13 |
親の働き方が変わったから | 5 | 4 | 4 |
中学生になると行動範囲が広がることもあり「緊急時の連絡」が約半数でした。これはスマートフォンを持たせる理由としては小学生も中学生も変わらないです。
しかし、2番目に多かったのが「子どもが欲しい(と言うから)」という理由です。
2022年までの傾向で、小学校高学年あたり(10~12歳)で、スマホをも持つ子供が増える傾向があったので、中学生になると「友達が持っていたから自分も欲しい」と言うことが想定されます。
スマホは親との連絡はもちろんのこと、思春期の友達とのコミュニケーションツールとしても活躍するので、僕個人的には持たせた方が良いのかなと感じました。
本記事のまとめ
本記事では、子供にキッズ携帯・スマホを持たせるのはいつからなのか、実際のデータから紹介しました。
ポイントは以下です。
- キッズ携帯の持ち始めの平均年齢は8.1歳(2022年)
- キッズ携帯を持たせる最も多い年齢は7歳(小学校1年生)。次いで8歳、6歳、9歳が多い。
- スマホの持ち始めの平均年齢は10.6歳(2022年)
- スマホを持たせる最も多い年齢は12歳(小学校6年生または中1)。次いで11歳、10歳が多い。
- キッズ携帯もスマホも所持開始年齢が年々下がってる傾向があるので、2023年以降はさらに下がっていくと思われる。
- 持たせる主な理由は、緊急時の連絡、いる場所の把握、塾で帰りが遅くて不安がメイン。
- 中学生になると「子どもが欲しがっている」が急増する
2023年以降は、格安SIMの流行とさらなる低価格化や、親子間の連絡にLINEを活用したい等の理由により、キッズ携帯よりもスマホを持たせる家庭が増えていくのかなと個人的には思っています。
キッズ携帯は月額550円かかりますが、格安SIMの種類によってはさらに安く持つこともできるので、キッズ携帯よりも格安SIMを契約するということも検討してみてくださいね。
souce:スマホの所有開始年齢 低年齢化は鈍化傾向
参考リンク
▶子供に持たせるならLINEMOがおすすめと断言する3つの理由
▶子供には格安SIMスマホとキッズケータイはどっちがおすすめ?比較して解説します
▶ドコモのキッズケータイは月々550円は本当? 月額料金の考え方と注意点
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