【注意】ドコモのキッズ携帯は月々550円は本当? 月額料金の考え方と注意点
本記事ではドコモのキッズ携帯を例に紹介していますが、auやソフトバンクのキッズ携帯も同様のイメージでOKです。
キッズ携帯は月550円で持てるため、子どもの見守りのために契約する方も多いですよね。
小学生くらいの子どもがキッズ携帯を使っている光景を僕も駅などでよく目にします。
近年の物騒な世の中を考えると「月額料金が安いから自分の子どもにもキッズ携帯を持たせよう」と思ってい方も徐々に多くなってきています。(参考:子供にキッズ携帯・スマホを持たせるのはいつから?統計から見た傾向)
ただ、キッズケータイは使い方によっては1000円以上かかることもあるので、契約する前に是非、本記事を読んで、事前に確認しておきましょう。
2023年2月24日にキッズケータイの新機種KY-41Cが登場しました。本記事は旧機種SH-03M向けの記事となります。
詳細については「キッズケータイ新機種 KY-41C がついに「+メッセージ」に対応しメッセージ送信料無料に!ただし〇〇に注意!」を参照ください。
ドコモで契約できるキッズ携帯
今ドコモで契約可能なキッズケータイは以下の2つのみとなっています。
新規契約一括払いで14,256円。
24か月分割で594円×24回となります。
新規契約一括払いで22,000円。
36か月分割の場合611円×36回となります。
- 専用プランで料金を気にせず通話できる(家族内通話無料)
- ネットのトラブルも心配なし(インターネット接続なし)
- 汚れや落下を気にせず使える(防塵防水・耐衝撃)
本体価格も14,256円なので、一般的なスマホを買うよりは安く済みますが、キッズケータイ専用プランに加入する必要があります。
2年分割で購入する際は、基本料金550円に加え、端末代594円を支払うことになります。(計1,144円/月)
キッズ携帯の料金プラン(専用プラン)
キッズケータイの専用料金プランは以下のとおりです。
基本料金 | 550円(税込) |
SMS(ショートメール) | 送信:3.3円 受診:0円 |
通話 | 22円/30秒 (※家族内通話は無料) |
インターネット接続 | なし |
インターネットやスマホアプリ等は使えないため、親子間の連絡手段は通話かSMSのみになります。
家族間通話が無料になる条件として、ドコモまたはahamoを契約したファミリー間である必要があります。つまり、ファミリー割引グループ内でないと0円にならないのです。
もし親が他の格安SIMを利用している場合は、家族間通話は22円/30秒かかるので通話料には注意が必要です。
- 親:ahamo以外の格安SIM
- 子:ドコモのキッズケータイ
という場合にはキッズケータイのメリットが活かされないのであまりおすすめできない親子のキャリアの組み合わせです。
キッズケータイにはかけ放題オプション等はないため、実質的に家族内への通話が中心になります。上記組み合わせで毎回通話していると通話料が膨大になるので気を付けましょう。
注意!位置情報を利用した見守りは別料金がかかる!?
キッズケータイを契約する最も大きな理由は、子供に端末を持たせ位置情報をGPSで確認できることではないでしょうか。
ただ、無料で位置情報を確認できるわけではなく、子供がどこにいるかを確認する場合には「イマドコサーチ」という有料オプションを契約する必要があります。
この「イマドコサーチ」は月額220円かかるため、基本料金と合わせて770円かかることになります。
- お申込み:必要
- 月額使用料:220円(税込)
検索料:1回あたり5.5円(税込)→2023/2/1より無料化されました!
キッズケータイを契約している以上、イマドコサーチのようなGPSみまもりオプションは必須と考える方が多く、結局月額550円ではまともに使うことができないということがあります。
また、子供の位置情報を1回検索する度に5.5円かかると言うのも注意です。(2023/2/1に5.5円→無料化されました。)
さらなる詳細については「キッズケータイの契約だけではGPSみまもりは出来ないって本当!?」をご覧ください。
キッズケータイでLINEは利用できる?
キッズケータイを契約する方でよく勘違いされているのが「キッズケータイでもLINEできる」と思っている方が多いです。
しかし、実際はLINEやインターネットはできません。
そのため、LINEのみならずスマホアプリは利用することはできません。
子供と連絡を取り合うときは、通話かショートメール(SMS)になります。
上記でも触れましたが、通話は家族間通話のみが無料に、SMSは送信時に1回に付き3.3円程度かかることに注意です。
LINEアプリインストール | できない |
LINEメッセージ | できない |
LINE通話 | できない |
キッズケータイ KY-41C 1円キャンペーンはある?
2023年に発売したKY-41Cですが、Twitter上を探してみると1円で販売しているドコモショップもちらほらとあります。
この機種が1円で手に入るのはかなりお得なので、ぜひ購入したいですね。
本記事のまとめ
本記事では、キッズケータイの料金について紹介してきました。
- キッズケータイは月額550円では制限が多く、実質利用できない。
- 位置情報の取得には別途「イマドコサーチ」の契約が必要。月額220円。
- 親がdocomoやahamo利用の場合は親子間の通話料は0円だが、それ以外の場合は22円/30秒かかる。
- 端末代(端末代金を2年分割)も含めると、550円+220円+594円=1,364円/月となる。
- 上記の月額料金(1,364円)だけでなく、通話料やSMS送信料、位置情報検索料が上乗せされる。
- 残念ながら、LINEは利用できない
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▶子供向け格安SIMは【LINEMO】がおすすめと断言する3つの理由