親が格安SIMで子供がキッズ携帯は絶対やめとけと断言する3つの理由
親が格安SIMを持っていて、そろそろ子供にキッズ携帯を与えようとしていませんか?
親が格安SIMで子供がキッズ携帯の組み合わせは実はかなりのメリットが失われてしまうため、キッズ携帯を契約しない方がいい理由について解説し、その後、子供におすすめの格安SIMについて解説します。
損をしないように、本記事の内容は確実に抑えておきましょう。
親が格安SIMで子供がキッズ携帯は絶対ナシ【メリットが消える】
親が格安SIMで子供がキッズ携帯の組み合わせは以下の3つの理由で絶対ナシと断言します。
- 無料通話が適用されない
- GPSによる見守りができない
- SMSしかできない
同様に、子供のキッズ携帯が親と違うキャリアである場合も絶対なしといえます。
①無料通話が適用されない
キッズ携帯はファミリー割引内の家族とは通話料は無料で通話可能です。
しかし、親が格安SIMの場合はファミリー割引が無いので、家族内でも通話料がかかってしまいます。キッズ携帯には通話オプションはないので22円/30秒がかかってしまいます。
②GPSによる見守りができない
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のキッズ携帯は、下記の①②をどちらも満たしているとGPS見守りが可能です。
- 親のスマホと子供のキッズ携帯が同じキャリアであること
- GPSオプションサービスを契約すること(月額・有料)
GPSオプションサービスの名称・料金については下記のとおりです。
キャリア | 見守りサービス名 | 月額料金 |
---|---|---|
ドコモ | イマドコサーチ | 220円 |
au | 安心ナビ | 330円 |
ソフトバンク | 位置ナビ | 220円 |
これは親側で契約する必要がありますが、子供と契約キャリアが同じでないと契約できないオプションです。
そのため、親が格安SIMの場合にはGPS見守りは不可となってしまいます。
③SMSしかできない
キッズ携帯はメッセージのやり取りをするにはSMSしか使えません。LINEは使えません。
SMSは送信料のかかるメッセージ機能です。1通あたり3.3円~かかります。(文字数によって1通で最大33円)
キッズケータイ自身は月額550円で使えるけれど、メッセージをやり取りするほどさらに追加で料金がかかってきます。
結局、月額料金は計1000円、2000円かかる方もいるようです。
親が格安SIMの場合はキッズ携帯であるメリットが無くなってしまう
上記のように親が格安SIM、子供がキッズ携帯の場合だとキッズ携帯で受けられるメリットが一切ありません。
見守りもできないのでほぼ無意味なモノになってしまいます。
キッズ携帯の単独契約はしないようにしましょう。
キッズ携帯を単独契約するとこんな感じ…
- GPS見守り:できない
- 通話:通話料が通話した分だけかかる
- チャット:1通あたりで送信した分だけかかる
そもそも親が格安SIMで子供がキッズ携帯は契約できるの?
これまでは親契約に紐づける形でしかキッズケータイの契約が出来なかったのですが、ドコモの場合2021年8月より、キッズ携帯の単独契約が可能となりました。
auやソフトバンクも同様に単独契約が可能です。そのため、
子供と言えばキッズ携帯だ。月額料金も安いし見守り機能も付いている。単独契約できるなんてラッキーだ。
という思考で契約しちゃいがちなんですよね。
しかし、一切メリットが無いので契約しない方が良いです。
最近ではスマートフォンの普及、機能向上によってスマホでもGPS見守りや有害サイトのフィルタリングが可能になってきています。
親が格安SIMなら子供も格安SIMがおすすめの3つの理由
親が格安SIMの場合は子供も格安SIMの方が断然アリと断言します。
実はキッズ携帯よりも格安SIMの方が優れているのをご存じでしょうか?
- LINEが使えるので、チャット、通話が無料で可能
- GPSによる見守りがGoogleの無料アプリで出来る
- アプリの利用管理・制限も可能
下記で詳細を解説していきます。
理由①:LINEが使えるので、チャット、通話が無料で可能
格安SIMといえど一般的なスマートフォンが使えるのでLINEアプリが使えます。
キッズ携帯だと連絡する度に料金がかかっていましたが、LINEを活用することで無料で連絡を取り合うことが可能になります。
LINEではなく、音声通話で無料通話したい場合は、通話オプションに加入すればかけ放題が可能です。(キッズ携帯では通話オプションが無い。)
理由②:GPSによる見守りがGoogleの無料アプリで出来る
Googleファミリーリンクを使えば、子供のスマホの位置情報を確認することができます。
子供のスマホ自体がモバイルデータ通信が使えるので、キッズ携帯に比べると精度も高くなります。
理由③:アプリの利用管理・制限も可能
こちらもGoogleファミリーリンクを活用することで、子供のスマホで使えるアプリの許可・拒否を行うことができます。
また、アプリ毎に1日に使える時間を設定できたり、1週間の利用状況レポートなどを確認することができます。
このアプリがかなり重宝します。
実際に僕がファミリーリンクを使ってみた様子を「ファミリーリンクを設定して子供のスマホ利用を見守ってみた」に記載しているので画面を見てもらえると利用イメージがわくかなと思います。
子供にもおすすめできる格安SIMはこの3つ!
現役ネットワークエンジニアの僕が子供向けにおすすめする格安SIMを3つ厳選しました。
格安SIMだから安ければ良いというものではなく、各事業者の独自のサービスと、子供の用途イメージを踏まえて厳選しています。
下記の格安SIMを契約した後に「Googleファミリーリンク」アプリをインストールすることで、子供のスマートフォンの管理・制限が可能です。
さらに詳細については「子供の格安SIMランキング」もご覧ください。
1位:LINEがカウントフリー「LINEMO」
個人的にはダントツで1位と断言できます。
評価できるポイントは、LINEMOは唯一LINEがカウントフリーで利用できる点です。
子供って使いすぎて速度制限にかかってしまうことがありがちです。速度制限がかかるとLINEやLINE通話がやりにくくなり連絡手段が快適に使えなくなってしまいます。
しかし、LINEMOは速度制限時でもLINEは通常速度で利用可能なので、連絡手段は常に快適に確保できます。
ただし、スマートフォン本体は別売りとなるため、SIMフリースマホを購入したり家に余っているスマホを活用しましょう。
LINEMOの料金プラン | 月額料金 |
---|---|
3GB | 990円 |
20GB | 2,728円 |
GPS見守り | ファミリーリンクアプリを使えば無料で見守り可能 |
LINE | 可能(LINEMOはギガフリー) |
今なら6か月実質無料キャンペーンを実施中なので、今契約することでお得に始められます。
ファミリーリンクアプリをインストールすることでGPS見守りやアプリ制限、利用制限もかけられるのもGoodです。
LINEMOの詳細については「使い比べた結果、僕がLINEMO ミニプランを選んだ理由とその評判【レビュー・口コミ】」をご覧くださいね。
安いし使いすぎも抑えられるので3GBあれば十分です!
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※キャンペーン適用には特設ページからの申込みが必須なので、確実に上記より申し込みください。
2位:端末セットが激安「IIJmio」
新しくスマートフォンをセットで購入する場合は、IIJmioがおすすめです。
IIJmioは格安SIMの老舗であり、サポートの品質も高いのが特徴です。
そして何より嬉しいのが、MNP乗り換えや新規契約ではスマホ本体の価格が破格並みに割引が効くことです。初期費用を抑えることができます。
IIJmioの料金プラン | 月額料金 |
---|---|
2GB | 850円 |
5GB | 990円 |
10GB | 1,500円 |
15GB | 1,800円 |
20GB | 2,000円 |
契約するならまずは2GB、5GBあたりが良いでしょう。
3位:見守り機能が充実のキッズスマホ「トーンモバイル」
「格安SIM/格安スマホの自由度が少し不安…」という方は見守り機能が充実した「トーンモバイル」もおすすめです。
2021年以降、小学生の携帯所有率はキッズ携帯よりスマホの方が上回っていることからも、トーンモバイルはおすすめの格安SIMです。
1プラン(月額1,100円)で、Androidの場合は端末が1つと選択肢がなく迷うことなく契約することが可能です。
スマホよりは制限したいけどLINEが使いたいという方はトーンモバイルも検討してみてください。
トーンモバイルの詳細については「親が格安SIMで子供だけでも使えるトーンモバイルのメリット・デメリットを解説します【評判・口コミ】」をご覧ください。
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4位:音声通話専用機として新たな立ち位置「mineo」
CMでも耳にしたことがある知名度の高い「mineo」です。
「マイそく」という、データ容量無制限の代わりに通信速度が制限される他とは違う唯一の特徴的なプランがあります。
マイそくスーパーライトなら月額250円で持つことができ、通話オプションを付与することで月額800円から音声通話用スマホとして持つことが可能です。
マイそくの種類 | 月額料金 | 最大通信速度 |
---|---|---|
スーパーライト オススメ!! | 250円 | 32Kbps |
ライト | 660円 | 300Kbps |
プレミアム | 990円 | 1.5Mbps |
スタンダード | 2200円 | 3Mbps |
mineoについての関連記事は書きをご覧ください。
本記事のまとめ
本記事では、親が格安SIMで子供がキッズ携帯はナシと断言し、キッズ携帯の代わりとしてオススメできる格安SIMを紹介してきました。
- 無料通話が適用されない
- GPSによる見守りができない
- SMSしかできない
上記のように親が同一キャリアだからこそキッズ携帯で受けられていたメリットが全て消えてしまいます。
そんなキッズ携帯を契約するなら、下記の格安SIMを契約することをおすすめします。
- LINEMO(公式キャンペーンサイトはこちら)
- トーンモバイル(公式サイトはこちら)
- IIJmio(公式サイトはこちら)
- mineo(公式サイトはこちら)
格安SIMなら、月額費用を安く抑えられ、かつGPS見守りや通話やメッセージもLINEを使うことで無料で可能です。
以上「親が格安SIMで子供がキッズ携帯は絶対ナシと断言する理由」でした!
LINEMOが断然オススメ!!
LINEMOならLINEギガフリーで使い放題+速度制限時でもLINEは通常速度なので
LINEがメインならLINEMOが最も使い勝手が良いです。
ファミリーリンクを使えばアプリの制限・管理も可能です。
LINEMOはソフトバンクの格安ブランドなので通信速度も速くLINE通話音質もGood!!
\6ヵ月間 実質無料で使える !!/
6ヵ月実質無料キャンペーンは予告なく終了する可能性があるので、
すぐ契約することをおすすめします。
有害サイトのフィルタリングサービスが無料ってところも子供向けとしても魅力的です!
参考リンク
- キッズ携帯でラインは出来る?解決策も紹介します。
- 子供には格安SIMとキッズケータイはどっちがおすすめ?比較して解説します
- 親が格安SIMで子供だけでも使えるトーンモバイルのメリット・デメリットを解説します【評判・口コミ】
- SIMなし(Wi-Fiのみ)で古いスマホ・iPhoneを子供のLINE用端末にするには?
- 【注意】ドコモのキッズケータイは月々550円は本当? 月額料金の考え方と注意点
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- LINEMOの機種変更の仕方・購入方法
- ドコモのキッズケータイは月々550円は本当? 月額料金の考え方と注意点
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